オンライン講義向けTips

(Date: 2020.4.15)

オンライン講義に向けての準備等で直面した問題の備忘録です。 基本的にMac,iPad,iPhone使用。 オンライン講義(会議)はZoomを想定。
現在随時更新中。

  1. iPadのアプリまたは画面をMac Book等で表示,共有
  2. WordやExcel等,様々なソフトで作成して,普段印刷して配布しているものをPDFで配布したい
  3. いろんな関数のグラフを描いて見せたい
  4. [学生向け] 複数の写真を単一のPDFファイルにまとめる

iPadのアプリまたは画面をMac Book等で表示,共有

Good Noteなどの手書きアプリで書いたものをzoom等で見せたいときなど.

方法1: Mac bookとiPadそれぞれにzoom等会議アプリを入れて,それぞれからログイン

必要なもの: (場合によっては)複数のアカウント
方法: 表題そのまま
難点: 参加可能数を圧迫する。各アプリで操作が面倒。

方法2: Mac book と iPad を USB ケーブルで繋ぎ,QuickTime Player で表示

必要なもの: USB ケーブル, 場合によっては各種アダプタ( Mac はコネクタが面倒...)
方法:
  1. iPad を Mac Book 等に繋ぐ。必要があれば同期
    iPad,Mac Bookの双方でたぶん「このデバイスを信頼しますか?」みたいなことを聞かれるので,「信頼する」と答える。
    (この「信頼」が出来れば同期は不要?)
  2. Mac Book 側の QuickTime Player を立ち上げる。
  3. 「ファイル」>「新規ムービー収録」を選び,画面が出たら録画ボタン(白と赤丸のボタン) の脇にある小さな下向き矢印 ( ˇ ) を押して,「カメラ」の項目から「iPad」を選ぶ。

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WordやExcel等,様々なソフトで作成して,普段印刷して配布しているものをPDFで配布したい

Word等で文書を作ったはいいけれど,PDFに変換してくれるものが自前でない場合。
と言っても,コンバーターのソフトはあまり入れたくないし,あっても高い...というとき。

方法: 「印刷」メニューからPDFを作成

必要なもの: とくになし
方法: 「印刷」ボタンを押して,印刷のためのダイアログを出す。
するとたいていどこかに「PDFとして保存」する方法がある。

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いろんな関数のグラフを描いて見せたい

とはいえ手書きじゃちょっと...というとき。
さまざま良いソフトがあるので,それを紹介する。

  1. [MacOS] Grapher
    MacOSXに標準で入っているソフト。式も割と普通に書けて扱いやすく、とても便利。 (サンプル)
  2. [Windows, MacOS, Linuxなど] Gnuplot
    CUIでグラフを描かせるソフト。 要するにターミナルでのコマンド必須。 なので,慣れないと使いづらいが,慣れれば便利。
    インストールは gnuplot のページの Download から各種インストールファイルをダウンロードするか, cygwin/macports or homeblewなど各OSごとのパッケージ管理ツールからインストールする。
    以上がわからなければ触らないのも手。

    使い方は以下のリンクを参照のこと。
    Gnuplot tips -not so Frequently Asked Questions-
  3. Mathematica, Maple, Matlab/Scilab等は使ったことがないのでわかりません。
  4. あと最近はGeoGebraというのがあるらしいので,気になる人は試してみて下さい。
  5. [番外編] Excel
    セルに$x$座標と$y$座標の数値入れて,$y$座標のセルで折れ線グラフを描く。
    式さえ書ければなんでも描けるし,場合によっては数値計算結果をcsvファイルにして読み込ませれば良い。

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[学生向け]複数の写真を単一のPDFファイルにまとめる

「レポートの提出は,レポート用紙等に書いた物を写メ撮って送って下さい」と言われたが,
写メで撮ってみたもののレポートが複数ページに跨がってしまって,1枚の写真に収めたら読めたものじゃないとき。

方法1: iLovePDFとかのアプリをインストールして,複数の写真を1つのPDFファイルにまとめる

方法: 表題そのまま。使い方は各アプリの解説をWebで検索してください。

方法2: iPhone/iPadの純正アプリだけで1つのPDFファイルにまとめる

  1. 1ページ1枚で写真を撮る。A4用紙1枚なら今日びスマホの写真でも十分な解像度があるが, 十分すぎてデータが大きすぎるかも。
  2. 必要に応じて解像度を落とす。だいたい960×1280とかそれくらい であれば読むのは問題ないと思われる。
    iPhoneにて画像の解像度を落とすのはいろいろ面倒らしい。
    アプリを使うか,携帯のメールアドレスで自分宛に画像を添付して送ると, サイズが大・中・小から選べる。大でも元画像の半分以下になる。
    大であれば十分読めると思われるし,中でも良いかもしれない。
    ただし字が汚いのはどうしようもない。
  3. 写真の「カメラロール」等,画像サムネールの状態で「選択」を押し,レポートページの写真全部にチェックマークをつける。
  4. 左下の共有ボタン(□に↑マーク)を押して,メニューの中から「PDFをブックに保存」を選ぶ。
  5. 「ブック」を起動 (上の「PDFをブックに保存」を押せば,おそらく自動で「ブック」に移動します)
    いま選んだ複数画像が一つのPDFファイルになっているので,ページ順序等を確認。
  6. 共有ボタン(□に↑マーク)を押すか,ライブラリ全体表示の各ファイルにくっついている 「...」から「PDFを共有する」を選んで,
    メールで送るかクラウド(iCloud, Dropbox, Google Drive)へ移す。
  7. 各先生方が求める提出方法で提出。
...これを機に,パソコンも使いましょう。
参考: iPhone/iPadで複数の画像を1つのPDFにまとめる方法

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