講義について


2018年度担当科目

講義ノート等, 追加情報は随時上に付記していきます.

講義に関する諸注意

1. 教科書について

基本的に指定された教科書に沿って講義を行っていますが, 講義中に必ず
手元に指定教科書とは別の教科書を1冊おいておくとよい

という話をさせてもらっています. 教科書の選び方について, 概ね世の中の教科書は以下の4種類のどれかに分類されます. 各講義においてどの教科書が分類に当てはまるかという話は講義中に紹介します. (か, もしくはシラバスと上の判定条件をもとに探してみて下さい.)
が, 何より大切なのは手にとってパラパラと捲ったときに 「あ, これ解りやすい」と感じる, 皆様自身の感覚です.

2. レポートについて

近年, 大学では様々なアプローチで「レポートの書き方」なる 講義が行われておりますが, レポートや答案の書き方というのは本来特別なことではありません.
レポートは他人が読んで解るように書くのが基本であり全てです.

レポートの書き方は平素から気を遣うことでも向上できます.
加えて 大切な事がもう一つあります.
「他人」には「一週間後の自分」もいます.

私だって自分のノートを1週間置いたらスラスラ読めるか, 正直確信はありません.
一週間後自分が読んで困らないように, 答案を書きましょう. (あ, これはノートもか.)

以下細かい話になりますが, レポートの提出時には以下のことを気をつけて下さい.
  1. いきなり解答を始めるのではなく, しっかりと復習してから解答にあたる.
    たいていのレポートは1週間以上時間の猶予と行動の自由があります. それはすなわち, 「何を調べても良いからきちんと正解を持ってきなさい」 という意味です.
    そのためにもまずはきちんと問題を読み, 何をすれば(調べれば)良いか把握しましょう.
    「問題が何を言っているのか解らない」なら, それぞれの単語をきちんと調べることから始めて下さい.
  2. 文字は丁寧に書き、読みやすく配置する。
    時間があれば他の紙に一度下書きをすると良いと思います.
  3. 提出の様式はきちんと指定されたものを使用し, 提出まで丁寧に扱いましょう.
    人に読んでもらう物であることを忘れずに.
  4. 提出する前に内容を再び確認するとなお良いです.
    オーソドックスなところで「確率」を「確立」と書いたり, 問題文に「固有値」と書いてあるのに解答で「個有値」と書いたりしていないか, そういったことだけでも確認すると良いです.
    また, 自分の書いた解答を読んでみて, 日本語として変でないかチェックすると良いです.
  5. 分からなかったときは, 「解こうと思って何をしたか」をまとめて見ると良いです.
    その中から躓いたところを並べて, 一つ一つ解決していきましょう.
「時間が掛かりますね」? 一週間(以上)の時間があることを忘れずに.


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